導入先
株式会社藤三様
導入機器
DEPAK解凍機(SE-H1000)2台
課題解決ポイント
- 歩留りの改善
- ランニングコストの削減
- 安定した解凍品質
導入前のお困りごと
エビやホタテなど魚介類の解凍に以前から困っていました。
特にエビブロックの解凍は難しく、元々流水解凍していましたが、季節によって水温も変わりますし水を出しっぱなしで解凍していたので、品質の安定化とコスト面に課題を感じていました。
また、生食商材や冷凍の切り身などは温塩水解凍をしていましたが、解凍すると歩留りが落ちてしまうのも懸念材料でした。
導入のきっかけ
解凍に困っていたところ、取引先様よりDEPAK解凍機をご紹介いただきました。
デモ機をお借りできるとのことで、数日間お試しさせていただきました。
デモ期間に何度か試してみましたが、品質・歩留りの改善、コストの削減、解凍品質の安定化が図れると確信し、導入を決めました。
導入後の効果
歩留りの改善
ブロックエビは流水解凍と比較すると2~3%、温塩水解凍と比較すると1~2%の歩留まりの改善に繋がりました。
コストの削減
流水解凍は水の出しっぱなし、温塩水解凍はシンクにお湯を溜める必要がなくなったので、水道代がかなり削減出来ました。
また、DEPAK解凍機は庫内に食材を入れてボタンを押すだけなので、解凍に携わる人件費の削減にも繋がりました。
安定した解凍品質
季節により水温が変わったり、温塩水は塩分濃度を毎回全く同じにするのは難しかったので、DEPAK解凍機で安定した解凍が出来るのは助かっています。
多方面でのコントロール
今まではセンターと店舗の両方で解凍作業を行っていましたが、導入後はセンターのみで解凍作業が出来るようになりました。
それぞれが分業することで、店舗作業の軽減や一括集中による効率的な生産によりコストダウンや品質の安定化が図れるようになりました。
解凍機を導入してからは、コスト面でも作業面でもかなりメリットを感じています。
初期費用はかかりますが、長期的に見るとかなりの経費削減に繋がると思いますので、経費削減や品質の向上、歩留りの改善をしたい方におすすめしたいです。
Data
株式会社藤三は、地域に密着した「食料品主体」のスーパーマーケット藤三と買えば買うほど1品あたりの単価が安くなるディスカウント型スーパーマーケットビッグハウスの2種類の店舗を展開し、地域の特性に合わせ出店しています。
また、スーパーマーケット藤三とホームセンターなど核になる店舗を複数組み合わせたショッピングセンターを運営しています。いち早く流通先進国であるアメリカに習い、多数の店舗の業務を標準化する仕組みを導入、「安さから逃げない」をモットーに、地域社会のお客様の食生活を支えていきます。
株式会社藤三
〒737-0125
呉市広本町3丁目12番26号