DEPAKに魅せられた“酸化オジサン”のブログ

「デパック」って何?その魅力とは?

酸化オジサンが出会った新しい技術「デパック」について紹介します。デパック技術が食品の保存と解凍にどのように役立つのかを詳しく解説します。

デパック(Depak)とは

Dynamic Effect with Powerful Anti-oxidation, Keeping cell viability.
『強力な抗酸化作用によるダイナミックな効果により細胞を活性化させ、そして維持する』その効果から生まれた呼称です。

簡単に言い換えると、細胞に電気を流し、帯電させる技術です。イメージとしては、生物は脳からの電気信号で目も耳も筋肉もそして臓器までもコントロールしています。その電気信号に近似した電気エネルギーを生細胞に与える技術です。

なんだかよくわからない話ですね!では具体的にデパックが出来ることを案内します。

デパックの効果

  • 時間と共に傷むのを遅らせる: 電気エネルギーによりプログラム細胞死*を遅らせます。
  • 酸化により傷むのを防ぐ: 帯電により酸素が寄り付かなくなり、酸化ダメージを遅らせます。
  • バクテリアにより傷むのを防ぐ: 電気エネルギーを帯電することで氷点が下がり、バクテリアの活動を抑えます。

食品が傷む理由(先に紹介した3つの傷む理由)に対しては、デパックの特性を活かせば解凍も保存もバクテリアが増えないマイナス温度で行うことができます。

まだ…わかりにくいかと思いますので、次からはより具体的にご案内します。

デパックで食品を保存してみたら・・・一言で離水と変色(酸化)が遅くなり、「美味しく保存」でき、「熟成」までもが出来ます。離水とは細胞の中にある水分が、細胞が壊れて流れ出ることです。肉や魚から出てくる水分(ドリップ)や、野菜やフルーツがふにゃふにゃ、シワシワになることも、キャベツの外の葉がふにゃふにゃになっている状態も実は離水なのです。また、酸化による変色も抑えます。さらに、デパックを使えば凍りにくくなる為、基本的には0℃以下を使いバクテリアを抑えます。その結果、食品が傷む理由の3要素を抑えることになり、驚くほど「美味しく」保存(熟成)が出来ます。

プログラム細胞死とは

ヒトを含む生物の細胞が自発的に死んでいくことです。新陳代謝にも含まれます。学術的にはこの仕組みをアポトーシスといいます。この細胞死は、生物の遺伝情報にあらかじめ予定されている、つまりプログラムされていることから「プログラム細胞死(Programmed cell death)」と呼ばれています。

具体的なデパックの利点

  • 保存効果: 離水と変色(酸化)が遅くなり、美味しく保存できます。
  • 解凍効果: 解凍時のダメージが少なく、解凍後も保存・熟成が可能です。

デパックは、食品を美味しく保存・解凍するための唯一無二の技術なのです。

デパックによる解凍

デパックによる解凍はどうなるのでしょうか。通常解凍すると起こる問題は沢山ありますが特に問題なのは、

  • 組織が壊れて食感も味も変わり「美味しくない」
  • 旨味が壊れて流れ出てしまうためにバクテリアが急速に増え「すぐに傷む」
  • 酸化により「色と香りもすぐに悪くなる」

などがあります。

デパックは食品解凍の問題をほとんど解決するのです。解凍時に傷まないから解凍後なのに保存(熟成)出来るオンリーワンの技術です。(*2024 年現在)
このようにデパック技術は、食品の保存と解凍において革新的な効果を発揮します。この解説を参考にして、デパックの素晴らしい利点を活用し、食品を美味しく長持ちさせてみてください。

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